ペットのがんが急増している現状

犬や猫などペットのがんが急増している現状

人間と違って犬や猫などペットのキチンとしたがんに関する統計データは残念ながらありません。
ある動物病院の獣医さんがアンケートに協力した会社の推測では約半数の犬や猫などペットががんを患っていると言う事でした。
大部分のペットはがんで命を落としているのです。
 
がんの病気だけではなくて、がんを治療することが原因による関連死も含まれます。
例えば外科的手術をする場合は全身麻酔をしますが、これによって死亡する事例もあります。
「手術」「麻酔」「抗がん剤の副作用」「治療によって引きおこされる合併症」「持病の悪化」。
こういった理由で犬や猫などペットが死亡します。
ですがそんなことが公表されることもありません。
実際には相当多くの数がいると想像されます。
がんの種類で多いのは「リンパ腫」「乳腺腫瘍・乳がん」「メラノーマ」が多いです。
それ以外には「血管肉腫」「肥満細胞腫」などいろいろな種類のがんが発生しているのが現状です。
 
 
 
  • 動物病院の獣医さんはどういった治療をしているのでしょうか?
 
犬や猫などペットのがん治療の技術はほとんど進歩していません。
この先、10年後でも状況はあまり変わることの期待はできないです。
どういった現状かと言いますと、犬や猫などペットががんになってしまった場合、完治する可能性は極めて低いです。
動物病院の獣医さんの力では、延命させる措置をするのがいっぱいいっぱいなのです。
 
一般的ながん治療は3つあります。
  1. 外科的手術
  2. 抗がん剤治療
  3. 放射線治療
 
手術においては今も昔も特に違いはありません。
できるだけ深く広く腫瘍を含めた部分を切除します。
しかし、大部分のケースでは術後の再発が起こったり転移が発見されます。
 
抗がん剤による治療についても進歩しているようには見えません。
驚くかもしれませんが50年も前にできたような薬が今でも現役で使われています。
いくつもの新しい抗がん剤が開発されてきました。
ですが多くの抗がん剤は副作用ばかりでてしまいます。
メリットが少ないので特効薬とはほど遠いのが実情です。
 
犬や猫などペットにもともと放射線治療は向いていません
毎回のように全身麻酔をかける必要があるからです。
麻酔のリスクがあるので、本来ならば50回程度に分けて放射線照射する場合でも、二回から三回の照射で終わります。
大した効果が見られません。
 
 
 
  • 犬や猫などペットのがんを見つけるための「検査方法」は進歩している!
 
がん治療の分野での進歩はほとんど見られませんが、がんの検査方法は随分と進歩しているように感じます。
レントゲンによる検査は当然でしょう。
それ以外に、エコー検査の装置も動物病院の獣医さんに普及してきました。
中にはCTスキャンもできる検査機器を備えている病院もあります。
 
ですが、どれだけ検査の精度が高まったところでがん治療の分野では期待ができないのです。
治せないものは治せないわけです。
ときどき見られるのは不要なのに過剰な検査が行われることもあります。
まるで犬や猫などペットが検査漬けにされているシーンを目の当たりにします。
 
世界と比べて日本のCTスキャンの普及率は多すぎるのです。
そのデータをもって医療先進国と評価されることもあります。
ですが実際は医療費がどんどんと増えるけれども、少しも治らないというジレンマに陥っているのです。


猫・犬のがん