ペットのがんが急増している現状

犬や猫などペットのがんの余命についての基礎知識

2016年09月26日 17時44分

がんの余命に関しては個体差があります。
一概に「これだ!」と言い切ることはできません。
一般的なこととして言えるのは「がんは進行のスピードが速い疾患であること」です。
とりわけ末期がんになりますと加速度的にスピードがあがる特徴が見られます。
 
「がんの余命」とは……
がんができてからの時間ではありません。がんが発症してからの時間でもありません。
動物病院の獣医さんに検査をしてもらってがんが見つかった時からの時間を指します。
 
動物病院の獣医さんに治療をしてもらうと一般的には余命が延びます。
簡単に言えば「延命措置」をしているのです。
では、どれだけ延命するのでしょうか?

これは様々な要因で変化します。
  1. がんの転移状況
  2. がんの大きさ
  3. 犬や猫などペットの栄養状態
  4. 治療効果がどれほどのものか
 
「がん」は再発する確率がとても高い疾病です。
「がん」が再発してしまった場合でも有効な手立てを打てないケースはとても多いです。
つまり延命した時間は、治療から再発までの期間と捉えてもいいでしょう。
そしてがん治療をすることによって犬や猫などペットにダメージがあります。
治療関連死を含む寿命短縮効果というありがたくない効果がでてきます。
実際の延命時間はさらに短くなります。
 
がん治療を敢えて受けなくても寿命まで、がんに命を奪われないことも多いです。
つまり「がんとの共存」をする方法です。
悪性腫瘍やガン細胞を犬や猫などペットの身体に残します。
最初のうちは、気が気ではない状況が続きます。
この方法はがん治療の代償である寿命短縮のリスクがありません。
犬や猫などペットが高齢でがんの進行が遅い状況ならば寿命を全うする確率は高くなります。